当園の保育について

そらとはな保育園では、0歳児から5歳児までの保育を行っています。
四季折々の食育や、当園オリジナルのこだわり遊具での遊び、異年齢との交流を通じて、心豊かな子どもに育つお手伝いをいたします。
保育の中にはわらべうたも取り入れ、情緒と温かみのある保育を実施しています。

0歳児保育

0歳児というのは、子どもの生理的なもの(食べること、眠ること)が基本になります。
たっぷり睡眠がとれて、しっかり食事をする。
家庭でも同じですが、睡眠と食事が備わってこそ、子どもは快適に過ごすことができます。
そのために、保護者の方と協力しながら規則正しい生活リズムを作っていきます。

0歳児保育の基本は「育児担当制」です。

子どもにとってお母さんは“ひとりだけ”。
オムツを替えるのも、食事(ミルク)を与えるのも寝かせるのも育児をするのはほとんどがお母さん。
そらとはな保育園では、生活に関わることを子どもひとりにつきひとりの大人が担当することで、より深い信頼関係を築き、細やかで丁寧な子育てをすることができると考えています。
0歳から2歳児までの3年間はできるだけ持ち上がりで、同じ大人と過ごすことにより、発達段階や心理状況も把握できますので安心して過ごせると考えています。

食事

身体発達、歯の生え方、そしゃく力など、それぞれの子どものペースに合わせてすすめていきます。
授乳のタイミングは睡眠を基にして、一番無理なくお腹が空いた状態で飲める起きてからの授乳ですすめております。

睡眠

個々にベットやコットを使用。
コットは床から十数センチ上げることによりホコリや振動を防ぎます。
自分の場所(ベッドやコット)が決まっていることにより気持ちが安定し、心地よい眠りへと誘います。

排泄・着脱

おむつ交換は、いつも同じ場所で担当者がおこないます。
交換するたびに「きれいになったね。」「気持ちいいね」など声をかけることで、子どもは排泄行為を少しずつ意識していくようになります。
衣服の着脱についても同様です。
おむつは布おむつ・紙おむつ・レンタル布おむつから選択していただいております。入所面接で、保護者様とじっくり話し合い、おむつ・トイレットトレーニングについて一緒に考えてまいります。

1歳児保育

さらに発達する「自我」の成長を手助けします。

自己主張が強くなり何を言っても「イヤイヤ」など…“自分”という自我の意識が芽生えてきて、自分の思い通りにならない葛藤が出てくるのもこの時期の特徴です。
「○○だから嫌だったんだよね」など、子どもの気持ちを受け止めて、子どもの分かりやすい言葉にして代弁することで気持ちの整理ができ、感情のコントロールができるようになっていくのだと思います。
どうしたらいいのかをきちんと把握して声をかけ援助していく事が大切ですね。

食事

1歳児期の食事は、食べる事を自分の行為として獲得する為の練習期です。
歯もある程度生えてきて、大人とほぼ同じ材料、調味料で調理したものを、自分で椅子に座って食べるようになり、手づかみから手つまみへ、そしてスプーンを持って食べるようになります。
大人は補助役割に徹し、子どもが意欲を持って、楽しく食べられるような環境作りを心がけています。

睡眠

午前中起きていられるようになり、ほとんどの子どもが食事をしてから寝るようになります。
ベッドはいつも変わることなく同じ場所に置きます。そうすることで“自分の場所”を認識し安心してゆっくりと睡眠がとれるようになります。
ベッドは床から少し高くなっているので、ほこりを吸いにくく、振動が伝わらず、通気性の確保にもなっています。

着脱

今まで大人に手伝ってもらっていたのが、少しずつ自分でしてみようという気持ちが育ってきます。
“自分で”という気持ちを大切にし、着脱の方法を言葉や身振りで伝えたり、子どもが助けを求めてきたときに手伝うようにします。
“できた”という喜びを一緒に感じ、自信がついていく中で次のステップへの意欲が育つといいですね。

排泄

オムツからパンツへと移行していく大切な過程の時期です。
個人の排尿感覚を知り、間隔がある程度一定なったらオムツが濡れる前に便器に座るようにし、便器での成功を増やしていくなどして進めていきます。
嫌がるときは無理をせず、便器に座ることから始め、おしっこが出たらたくさん褒めてあげるようにします。

あそび

身体的に大きな成長発達が見られる時期で、いろんな遊びの中で手指や体を動かすことで、発達を促していきます。
沢山動いて遊べる環境にしており、ひとりひとりの子どもに十分な道具の量と安心安全な空間を用意するようにしています。
様々なものを見たり触れることによって、そのものの素材、形、性質を知り用途などを理解していきます。

2歳児保育

子どもひとり一人の個性に合わせた保育をします。

2歳児の保育は、まだまだ個人差が大きいので、ひとりひとりの発達や生活行動を大切にすすめていきます。
また、様々な感情の芽生え、自我の主張などが増え、自分以外の存在など大きな社会に少しずつ足を踏み入れ始め、自己を確認していく時期になります。

食事

0、1歳児と同様、決まった大人によっていつも同じ手順で、丁寧に食習慣の基礎を作っていきます。
「自分で」という自立したい気持ちを伸ばしながら、日々の生活の中で食事のマナーなども知らせていきます。
徐々にスプーンの使い方も上達し、こぼす事も少なくなります。

着脱

自分でしたい気持ちが高まる時期です。
個人差がありますが、一人でできることが多くなります。
こどもの出来ることを尊重し、たとえ上手にできなくてもしようとする気持ちを受け止め、助けてあげることで次への意欲につながります。
大人はこどもがひとりで着脱しやすい環境(サイズの合った服、伸縮性のある服など)を整えてあげます。

排泄

オムツからパンツに移行し、トイレの成功が増える時期です。
成功を重ねることで、自信になり自らすすんでトイレで排泄しようとします。
膀胱機能の発達には個人差があるので、尿意、便意を感じ自らトイレで排泄ができるように、大人は励ましながら、こどものプレッシャーにならないよう、焦らずゆっくり待ちます。

睡眠

日々の生活の中で子供たちは、家庭での基本的なリズム(早寝、早起き)の元、園生活の流れにも見通しが持てるようになります。
午前の活動の後、昼食をとり、ほどよい疲れを感じて午睡(昼寝)へと進みます。
見通しを持った生活活動は、子どもたちの情緒の安定へとつながり、ひとりで眠るようになります。

遊び

園庭での乗り物や、探索などもより本格的になり始めます。
室内でも、大きな動きだけでなく指先を使った細やかな遊びが増え並べる、積む、重ねる、比較する等を自分で楽しむようになります。
ひとり遊びから次第に友達に関心を持つようになり、一緒に遊ぶことが増えていきます。
自己主張がぶつかりあい、その葛藤を通して人と関わる力が育っていきます。
遊びを体験することで、順番を守るなどのルールも学んでいきます。

3・4・5歳児保育

異年齢のクラスで過ごすことで、互いに成長します。

異年齢のクラスで過ごすことで、年長児は小さいお友達をいたわり助け合う気持ちが育っていきます。
年中児、年少児は年長児がしていることを憧れに思い真似したり、挑戦してみようと行動に移していきます。
そうすることによりお互いが刺激し合い、力を合わせながら成長していきます。

生活

ひとりひとりの個人ロッカーを決めることにより、自分の持ち物を明確にし自主的に管理できるようにしています。
毎日使うものの他に、個人ノートを設け保護者様と綿密な連絡が取れるようにしています。

あそび

世話遊びのコーナー、台所遊びのコーナー、机上遊びのコーナー、構造(積木)遊びのコーナーなどがあります。
これらのコーナーで、自分の好きな遊びを見つけて、遊びを発展させていきます。
屋上の園庭、マンション敷地内の緑豊かな公園も、子どもたちの遊び場です。
また、子どもの体の中のリズムを育てたり、人の声を聞いて自分の声を調節したり、高い低いなどの音別ができたりといった耳を育てていく為に、わらべうたを取り入れています。

自然の中で、あそぶ。

西谷・丸山湿原(年長)とは、園バスに乗り、宝塚市の西谷地区に出かけます。
30分の距離ですが大自然のフィールドで遊び、現地のじ~ちゃん・ば~ちゃんの炊き出しのご飯を食べます。
年間に複数回行くことで、体験ではなく、経験として五感で自然を味わいます。
独自のルートでご紹介いただいたスペシャルプランをご用意しております。