0歳児
0歳児というのは、子どもの生理的なもの(食べること、眠ること)が基本になります。
たっぷり睡眠がとれて、しっかり食事をする。
家庭でも同じですが、睡眠と食事が備わってこそ、子どもは快適に過ごすことができます。
そのために、保護者の方と協力しながら規則正しい生活リズムを作っていきます。
育児担当制
集団の中でひとりひとりの育ちを保障していくということは、親の手から離れた子どもと保育士がどのようにして保護者と同じような信頼関係を結び合っていけるかということが課題になります。
子どもにとってお母さんは“ひとりだけ”。
オムツを替えるのも、食事(ミルク)を与えるのも寝かせるのも育児をするのはほとんどがお母さん。
保育園でも誰もがするのではなくて、生活に関わることをひとりの大人が担当することで、信頼関係をつくっていきます。
食事
それぞれの身体発達を考えすすめていきます。
初めは大人のひざの上で食べ、ひとり歩きが出来るようになったら、テーブルに移ります。
食事形態は歯の生え状況や咀嚼力などに合わせ大きさや固さを調整しています。
離乳食前期
ポタージュ状からジャム状に飲み込める柔らかさ
離乳食後期
歯ぐきでつぶせる形に調理したものと手指により口まで運ぶ動きを学ぶために1口大に切ったもの、また1口量を知るためにスティック状のものを用意しています。
これらはスプーンを持つ手になる準備として大切なことです。
睡眠
個々にベットやコットを用意します。
ベットやコットは床から数センチ上げることによりホコリや振動を防ぎます。
自分の場所<ベッドやコット>が決まっていることにより気持ちが安定し心地よい眠りへと誘います。
排泄
子どもはいつも同じ場所でおむつを交換することでそこへ行くと何をしてもらえるのかが分かっています。
おむつ交換は大人と子どもと1対1で関われ親密な関係がつくれる場として大切にしています。
着脱
着脱時には大人のする行為の前に“ズボンをはくよ”などと言葉を添え“今、自分が何をしているのか?”“何をされようとしているのか?”理解できるように促しています。
同じ順序、同じ方法で行うことによりやがて子どもが自分でできるようになった時に見通しをもって行動できるように促しています。
おむつについて
布おむつ・紙おむつ・レンタル布おむつ(専門業者との契約)から選択していただいております。
入所面接で、保護者様とじっくり話し合い、おむつ・トイレットトレーニングについて一緒に考えてまいります。
その他のご相談や、心配事、ご要望など、お気軽にお申し付けください。