0歳児
たんぽぽ組 遊び
0歳児というのは、子どもの生理的なもの(食べること、眠ること)が基本になります。
たっぷり睡眠がとれて、しっかり食事をする。
家庭でも同じですが、睡眠と食事が備わってこそ、子どもは快適に過ごすことができます。
そのために、保護者の方と協力しながら規則正しい生活リズムを作っていきます。
遊び
体を使った遊び
寝返り、ハイハイ、つたい歩きなど・・・その一つ一つがとても大切な成長です。
成長の幅は広いですがしっかり発達していけるように、清潔で安全な環境づくりや、個々の発達に合わせた遊びや援助をしています。
- うつぶせや寝返り
首のすわりを促し、背筋や腕の力を鍛えます。
腰のひねりや柔軟性を身に付けていきます。 - ハイハイ
握力や腕、胸、背筋、腹筋を鍛えます。
「まてまてまてー」と追いかけっこをして遊ぶこともあります。
1歳をすぎ歩行が始まると、行動範囲も広がり、動きも大きくスピーディーに活発になります。
これらの遊びも体の成長や感覚・知覚の発達に繋がっていきます。
- またがる
背筋、腹筋、足の屈伸、重心の移動などを促し平衡感覚を養います。 - 箱押し
足腰を鍛え、平衡感覚を養います。
出たり入ったりすることで、空間的な知覚も身に付けます。
手や指先を使った遊び
手の運動を中心とし、肩から腕、手、指が自由に動かせるよう発達していきます。
(入れたり出したりするあそび)
目と手の協応、手と手の協応や量を認識していきます。
- ボウルからボウルに入れたり出したりします。
-
うまく指先を使い、スロープの入り口にボールを持っていきます。
目と手の感覚を上手に使う練習です。
そして、スロープをカラコロと落ちていく音や、最後に飛び出してくる様子にもう一度もう一度と何回も遊びます。 - 型おとし
形を合わせて落として遊びます。
一番初めに入れることが出来るのは丸形です。 - 積んだり、並べたりするあそび
手先の器用さが育ち、高い低い、量を認識していきます。
大きいものから重ねていきます。
わらべうた
大人の声でやさしく語るように唄いながら体に触れ、コミュニケーションをとったり真似をして遊んだりします。
大人と子どもの1対1で遊ぶことにより、深い人間関係をつくっていきます。